政府からの大筋の提言に沿う形で各業界がそれぞれの事情に合わせた段階別のガイドライン作成に次々乗り出しています。
段階のスパンが長いようで短いようで、追いかけながら反映させていく現場にはなかなかのスピードが必要になってくる。
「スピードを重視して」という台詞をここ最近よく聞くし、国民がそれを求めるという場面が何度もテレビやネットで取り上げられてきましたが、いざそのスピードに乗ろうというと、大縄跳びにはいるのと同じような手順になるような気がします。
回っている大縄のスピードを観察して何度かタイミングを過ぎて掴めた頃に勇気を出す。
動いている各業界の対応を観察して何度かシミュレーションしながら掴めた頃に実行する。
まずこちらは文化庁による5月25日時点での通達。
後半の内閣からの各地域への連絡では、要請事項を緩和していくと同時に「新しい生活様式」を定着させていくスパンと段階の大まかな目安が示されています。(私は、ここで初めて緩和の行き着く先が「元の生活様式」ではないということを知る。。とんだ勘違い。。)
注目すべきはさらに末尾に添付されている別紙の表。とてもわかりやすく、そしてすました顔で8月1日以降の移行期間完了後は会場定員の半数以下が入場者数の上限と記載されています。
まだまだ、本当に長い道のりを覚悟しないといけないんだと肩を落としそうになりますが。
気を取り直して。
まずは出演者に関するガイドライン。
現段階では無観客でライブ配信などを想定したものになっています。
次に施設に関するガイドライン。
ホールなどで公演を行う際の配慮する点などが示されています。
こちらは警備業におけるガイドライン。
コンサートにおける場内スタッフの留意点を考える上では参考になるかと思います。
そして、オフィス事務のガイドライン。
コンサートは当日だけで創られているわけではなく、企画広報など事務作業が不可欠です。
細かく見ていくと道中の旅客業、搬入のためのトラック業界など関係各所あるのですが。
空っぽのはずの私の脳ミソはすでに容量不足なので今日はこのへんで。
この膨大なガイドラインにはみ出さないように動くというアクロバティックな大縄跳び。
そして重要なのは、全員が無事大縄にはいれたところから何回跳べるか(自分が失敗の原因になりたくない!)という挑戦が始まるということなのです。
要は、まだ大縄を用意したところっていうことで。。
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