まず、このガイドラインの対象者である施設管理者が留意すべきとしていること。
1 施設のリスク評価
2 施設内各所における対応策
3 従事者に関する感染防止策
4 感染予防のための来場者への周知広報
5 保健所との連絡体制
6 公演主催者への協力要請
大まかに分けるとこのようになっています。
1 リスク評価は公演を企画する前に行っておくもので、今、各施設でそれぞれ検討されているところですが、利用する側もリスクを把握しておくとスムーズな対策が練られると思います。
2 施設を熟知している施設管理者の立場で対応策を組み立てて、公演主催者と分担して取り組む必要があります。どのように分担するのかは事前の十分な打ち合わせが不可欠です。
3 従事者は施設管理者の監督のもとで勤務している場合が多いですが、公演の規模や内容に左右される部分だと思います。仕込みや清掃など無理なくこなせる時間割になるよう、公演のタイムスケジュールにも調整の余地を持たせておきたいところです。
4 たいていの場合、来場者が目にするのは公演のチラシや広告です。その中にどういった形で周知していくか、定型文やフォーマットを示して公演主催者に依頼してチラシなどに併記する方法が一般的です。
5 施設が属する地域の保健所との連携窓口をどこに設定すると良いのか、という疑問がありますが、これは施設管理者を窓口に「来場者や公演関係者→公演主催者→施設管理者→保健所」「従事者や来場者→施設管理者→保健所と公演主催者」「保健所→施設管理者→公演主催者と従事者」といった関係性が直線的かと推測します。ここはもう少し保健所の連絡体制を調べて最適なものを考えないといけませんね。
6 公演主催者への協力を呼びかけるということですが、要はこの部分は公演主催者や公演関係者、来場者が実行していく部分です。ここを詳しく掘り下げるために実験や模擬コンサートで検証していこうと思います。
このように施設管理者のガイドラインを見てみると、クリアすべき課題が多いことがわかります。
さらに、来場者も含めて公演に携わる全ての人が理解して実行しなければ成り立たないという。。
みんながわかりやすく、やりやすい方法を探します。
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