共有物

接触感染を避けるためにありとあらゆる場面で「共有しない」ということが言われていますが。

コンサートをする上で今まで共有してきたものというと。(その時間と空間。。音楽を愛する心。。以外で。)

《舞台上》 椅子、譜面台、譜面、マイク、楽器

《舞台裏》 椅子、トイレ、書類、筆記用具、ホワイトボード

《客席》 椅子

《ロビー》 椅子、トイレ

《受付》 筆記用具、お金、書類、机、椅子、タブレット端末、チケット

こんな感じでしょうか。圧倒的椅子の多さですね。


では、どのように対策していけば良いのでしょうか?

《舞台上》 椅子、譜面台、譜面(人の移動と共に移動させる。曲間十分な時間をとること。)マイク(使用する人数分用意する)楽器(打楽器ピアノなど触る前後に手指消毒、管楽器は共有しないで良いシートを検討する)

《舞台裏》 椅子(1日を通して同じ椅子を使用する。)トイレ(随時清掃)書類(事前にデータで配布)筆記用具(各自で用意)ホワイトボード(担当のみ使用する)

《客席》 椅子(指定席、自由席でも区分を決めてなるべく移動しない)

《ロビー》 椅子(撤去)トイレ(随時清掃)

《受付》 筆記用具(各自で用意)お金(電子決済)書類(事前にデータで配布)机(随時清拭)椅子(1日を通して同じ椅子を使用する。)タブレット端末(担当のみ使用する)チケット(電子チケット)


このように見ていくと「誰が使用中か」というのをはっきりさせると意図せず共有してしまうことを防ぐことができそうです。「自分の使用しているものや担当しているものに付箋やネームタグをつける。タグの付け外しのタイミングで清拭する。」

コンサートあるある、終演後の撤収時間が迫っている時に残された荷物が誰のかわからず打ち上げまで運ぶ。これも回避できますね!(もはや打ち上げもしないでということですし。。)

イメージが湧きにくいのが「受付周りの電子チケットなど」と「舞台上の共有」です。

電子チケットなどはこれから経験を重ねて浸透していくようになるかという段階ですが、舞台上の共有については「粗相なくスマートに」というのはまだまだアイディアが足りないように思います。

例えばオーケストラやバンドの打楽器は大抵の場合共有する場面はそこまで多くありませんが、吹奏楽は編成によっては楽器の取り合い状態です。

また、複数のピアニストが出演するコンサートの場合は手指消毒をすれば良いのですが、ピアニストは特に指先の感覚を気にする方もいるため直前の指のコンディションを保つことと手指消毒の両立が可能かという問題もあります。

管楽器奏者は曲によっての編成がよく変わることから、椅子や譜面台をスムーズに曲ごとに変更することが頻繁に必要になります。金管楽器では演奏中に捨てる水分を受けるシートを安全に動かすことも考えなくてはいけません。

この舞台上の共有物の問題はこれからコンサートがどんどん再開されていく時のトライアンドエラーで改良していくというところでしょう。

私自身は金管楽器奏者(っぽい)なので、この水分捨てる問題についてもう少し踏み込んで考えてみようと思います。それはまた今度。

New Standards for Concert

コロナウイルス感染症の流行をきっかけに問われる、音楽の舞台公演の在り方を考えていくサイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000