個人情報

個人情報保護法が施行されてから久しくなりますが、今でもやはり情報漏洩が問題になったり個人情報を提供することにネガティヴなイメージが伴ったり。

ここ最近の脱ハンコの動きからも分かるように、紙ベース社会の日本は情報管理に対する一人一人の意識を高めている途中の段階だと言えます。


そんな中で濃厚接触者を把握するために個人の動きを追っていくという、なかなかハードルが高いことが要求されるようになりました。

公演主催者は関係者や来場者の連絡先をリストにして約1ヶ月保持しなければならない。

関係者や来場者は情報管理の専門家ではない人に約1ヶ月連絡先を預けなければならない。

これでは1ヶ月の間に何公演も主催する団体や音楽事務所、演奏者個人による自主開催など、大きな負担になってきます。

情報を預ける側もどこの誰のもとにリストがあるのか、セキュリティは大丈夫なのかという不安が付き纏います。

その結果が、ニュースでも話題になりました濃厚接触者の疑いがある人への保健所からの電話に出なかったり嘘の情報を登録するといったことへ繋がっているのではないでしょうか。


そんな中、先日厚生労働省から接触確認アプリのベータ版がリリースされました。


「COCOA」という、この時期には少し暑さも感じる可愛い名前です。

このアプリの優れているのは個人情報に触れるのは陽性と診断された人のもののみ、そして接触通知が完了後は削除されるという、必要なところに必要な部分だけを絞ったところです。

とはいえ。情報化に疎い私みたいなのは「ほんとに?ちょいちょい情報取得しているのでは?」という気持ちになってしまうのですが。

よく考えてみると、普段から「公衆トイレにアドレスが公開されているから心配です」と親切なメールが来たり、誰と会ったか知られたところで「あ、友達いないのかな。」とお察しされる程度なので、思い切ってアプリを入れてみようと試みました。

iPhoneのiOSのバージョンが古すぎます。となりました。。使い心地レビューは少し延期します。。


このアプリが全体に浸透していけば、公演主催者が膨大な個人情報を怖々管理することから解放されるのではと思うのですが、それには時間が必要です。

そこで、今回のコンサート実験では施設管理者の方から教えていただきました「京都市新型コロナあんしん追跡サービス」を利用します。


こちらはアプリなどを使用せず、店舗や施設ごとに発行されたQRコードを利用者が読み込んで一時的にメールアドレスを登録するものです。

アプリよりも提出する情報や期間は若干多いですが、継続的な接触記録ではなく「その場所にいた」という点の記録をする仕組みです。

京都市が管理しているという面からもお互い安心感があるのではないでしょうか?

これは京都市内の店舗施設に限られますが各市区町村でも同様のサービスを展開しているところが多いので、積極的に活用してみたいですね。


New Standards for Concert

コロナウイルス感染症の流行をきっかけに問われる、音楽の舞台公演の在り方を考えていくサイトです。

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