ガイドラインの解釈

ここしばらく宣言解除後の感染者数が増加しています。

この状況をどう分析するのか、メディアだけではなく専門家の間でも意見が分かれているところですが。

とにもかくにも、検査数が増えたことによって現実の近似値が見えてきたということではあると思います。重症者か無症状者かにかかわらず、市井の大規模クラスターに発展している現場としていない現場では何が違うのかということが気になります。

これだけ無症状の感染者がいることが明らかになったのですが、明らかになっただけで今増えたとは言い切れません。どこの場所にもすでにウイルスはいると考えて、解除後に経済活動を再開したすべての場所一律でクラスターが発生したわけではないということは、何かその環境や行動に差があったからとも考えられるのです。


ここで最近の小劇場でのクラスター発生事由について、少し調べてみました。施設管理者と公演主催者のそれぞれのホームページに発表されている当日の感染拡大防止策は文字として見る限り劇場のガイドラインに沿って対策されているように思われます。ただ、この公演が開催された時点では小劇場独自のガイドラインが設定されていなかったこと、直前の会場変更があったこと、体調不良に関する判断が公演決行の方に傾き気味であったことが伺えます。

施設管理者と公演主催者の間で下見も含めて事前に十分打ち合わせと準備の時間を取ること、そして公演ごとの性質によって柔軟に対策をアレンジする必要があることは私も予備実験を以って感じました。

また、私たち医療に関しての素人が検温や検査の精度を把握して新型コロナウイルス感染症の是非を判断することは不可能です。クラシックコンサートのガイドラインにもあるように、出演者や公演関係者が体調不良で感染の可能性があるときは代替要員が手配できるようにしておくという受け皿があることで、厳しい判断には至らずに済むのかもしれません。


ガイドラインをどう読み解くのか、そしてそれをどのように自らに当てはめて実行していくのか。ワクチンや治療法が確立されるまでは「時が解決」はしてくれない、各々が自分で検証していくことの繰り返しなんだと改めて思います。

New Standards for Concert

コロナウイルス感染症の流行をきっかけに問われる、音楽の舞台公演の在り方を考えていくサイトです。

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