2020.07.19 09:00換気リターンズ最近では世界的にエアロゾル感染の可能性の研究や三つの密を避ける呼びかけなどに注目が集まりつつあります。日本でも早くからの周知によって同様の情報が広まっていますが、この緊急事態宣言の解除から経済活動が再開されるとともにわずかな解釈のズレがだんだん元の形から開離してきているような気もします。もちろん、新たな研究や知見の集約によってどんどん変化をしていくべきだとは思うのですが、そういった背景を持たない改変が最近見かけるようになりました。
2020.07.17 02:30ガイドラインの解釈ここしばらく宣言解除後の感染者数が増加しています。この状況をどう分析するのか、メディアだけではなく専門家の間でも意見が分かれているところですが。とにもかくにも、検査数が増えたことによって現実の近似値が見えてきたということではあると思います。重症者か無症状者かにかかわらず、市井の大規模クラスターに発展している現場としていない現場では何が違うのかということが気になります。これだけ無症状の感染者がいることが明らかになったのですが、明らかになっただけで今増えたとは言い切れません。どこの場所にもすでにウイルスはいると考えて、解除後に経済活動を再開したすべての場所一律でクラスターが発生したわけではないということは、何かその環境や行動に差があったからとも考えられるの...
2020.07.08 09:45感染防止と安全対策新型コロナウイルスの感染防止のために今まで扱ったことのないものに触れる機会が多くなっています。アルコール消毒液、次亜塩素酸水、パーティション、非接触体温計など。感染防止のためならと新たに購入してでも一生懸命導入していきます。そんな中で、暑くなってきたこの時期に今まで気づかなかったマスクの熱中症リスクと向き合うことになったり、同じように「次亜塩素酸水」と銘打たれていながら実は製造工程が全く違うものだったり。知らなかったことを知って改善するという繰り返しをしているのは私以外にもいるのではないでしょうか?そんなものの一つにアルコールやパーティション用のビニールカーテンの火災リスクというものがあります。
2020.07.08 09:30ハ・ミ・ガ・キ・上手かなー。先日の予備実験中の楽屋での新たな疑問。管楽器奏者には特に気になる歯磨きのことです。今までは楽屋でゆっくりご飯を食べて落ち着いた後におしゃべりしながらゴシゴシ歯磨き。しっかりさっぱり口を勢いよく濯ぐという飛沫祭りを開催するのですが。口はすっきりする代わりに洗面台や楽屋内を汚染していたということです。果たしてこの洗面台に潜む感染リスクというのはどういうものなのでしょうか?予備実験の最中、話の中では「歯磨きをした後、手洗いのついでに石鹸で洗面ボウルや蛇口を洗い、水で流してペーパータオルで拭き取るという、小学校で習った洗い方が良いのか」という仮定をしていましたが、実際はどうなのか調べてみました。
2020.06.23 03:27個人情報個人情報保護法が施行されてから久しくなりますが、今でもやはり情報漏洩が問題になったり個人情報を提供することにネガティヴなイメージが伴ったり。ここ最近の脱ハンコの動きからも分かるように、紙ベース社会の日本は情報管理に対する一人一人の意識を高めている途中の段階だと言えます。そんな中で濃厚接触者を把握するために個人の動きを追っていくという、なかなかハードルが高いことが要求されるようになりました。公演主催者は関係者や来場者の連絡先をリストにして約1ヶ月保持しなければならない。関係者や来場者は情報管理の専門家ではない人に約1ヶ月連絡先を預けなければならない。これでは1ヶ月の間に何公演も主催する団体や音楽事務所、演奏者個人による自主開催など、大きな負担になってきま...
2020.06.23 02:10より現実的にコロナウイルスの流行が始まってから、いかに距離をとるかということに重きが置かれてきましたが、ここにきてコロナウイルス感染防止と日常生活を成り立たせるための実験が始まりました。
2020.06.18 13:07共有物接触感染を避けるためにありとあらゆる場面で「共有しない」ということが言われていますが。コンサートをする上で今まで共有してきたものというと。(その時間と空間。。音楽を愛する心。。以外で。)《舞台上》 椅子、譜面台、譜面、マイク、楽器《舞台裏》 椅子、トイレ、書類、筆記用具、ホワイトボード《客席》 椅子《ロビー》 椅子、トイレ《受付》 筆記用具、お金、書類、机、椅子、タブレット端末、チケットこんな感じでしょうか。圧倒的椅子の多さですね。では、どのように対策していけば良いのでしょうか?《舞台上》 椅子、譜面台、譜面(人の移動と共に移動させる。曲間十分な時間をとること。)マイク(使用する人数分用意する)楽器(打楽器ピアノなど触る前後に手指消毒、管楽器は共有しな...
2020.06.15 09:35電子チケット紙のチケットを手帳に挟んで持ち歩く。そんな時代に終わりが来るというのでしょうか。。。来場者の方々となるべく接触せずに、かつ密に連絡を取ることが求められるという矛盾した状況で、最近流行の電子チケットサービスにはどんなものがあるんだろう?と調べて見ました。その中で、今回の趣旨に一番合いそうな気がするのがこちら。